すごいぞメッシュWiFi!!
我が家は木造2階建てのフツーの一軒家。
ただ、諸般の理由によりちょっと東西に細長い形をしており、それゆえ問題を1つ抱えていた。そう、WiFiである。
当初はWXR-2533というバッファローの当時のハイエンドモデルを使用。
ゴツいアンテナを生やしたクレイモア地雷みたいな形状で頼もしい見た目だったが、どこにルーターを置いても電波の入りが悪い部屋が発生していた。IPv6に問題を抱えていることもあり、渋々使っていた。
そんな中WiFi6対応のバッファロー最廉価モデル「WSR-1500」がメッシュの共通規格EasyMeshに対応したとのニュースが!!
「よーしパパ2台買ってWiFi6のメッシュネットワーク構築しちゃうぞー!」
というノリ。
「電波は水物」とは言ったもので、無線ルーターという製品はレビューが悪くなりがち。「WSR-1500」も例外ではなく、特にファームアップで対応したメッシュ機能に関しては輪をかけて「使えない」のオンパレードw
「低価格」の売り文句は「安物」に変換され惜しみなく喧伝されたレビューが。。。
先人の阿鼻叫喚を聞きながら覚悟してポチった。。。にもかかわらず、結果はタイトルの通り。まぁ快適。家中どこでもつながる。シームレスにアクセスポイント間をハンドオーバーする。
一月使ったが問題らしい問題は見当たらない。
そもそもこの製品、2.4GHz帯のみWiFi4時代の「802.11n」止まりにすることで価格を抑えた構成の為、はなから5GHzで使うつもりの人には1ランク上の製品と大差ないのである。おまけに「定格8.8W」は隠れた魅力で、WiFi6対応製品群の中では低めいっぱい。常時稼働させるルーターなので、電力消費が少ない事はかなり重要な要素。チリだけど積もる事が約束されてるからね。。。
2台買っても1万前後。最新規格WiFi6でメッシュネットワークが組めるってすごくない??
【6/1追記】
ところがどっこい。使ってるうちにだんだん手放しで喜べない製品であることがわかってきた。。。
愛用してるRakutenHandだと、2台のちょうど中間あたりで挙動不審になることが見えてきた。
多分こいつ、5GHzの「感度が低い」。
いや、本当は感度ではなく、再接続やハンドオーバーの処理性能やエラー訂正能力、接続タイミングのネゴシエーション等別の部分かもしれないが。。。
とにかく5GHz感度の低い端末や外れ個体、もしくは両方を引き当てると「つながりにくい」という現象が発生するっぽい。
この「つながりにくい」程度によって「ちょっと不安定?」「たまに切れる?」から「全くつながんない」「不良品!」って評価までがあちこちで叫ばれてるんだと思う。
で、本当に最初につなぐところのシビアさっぽいので、ここに影響する設定、「EasyMesh」「WPA3」「ANY接続」「バンドステアリング」あたりを緩めてあげると緩和策になるっぽい。
この仮定をもって沢山のレビューやら口コミやらを眺めるとものすごく納得感がある。
ただ、個人的には快適で気に入ってるので、バランスの為にも快適に「使えてる」機器を挙げて締めくくりたい。
【快適に使えてる機器】
WiFi5、6世代のノートPC LifeBook、dynabook、Thinkpad
nucbox5
iPhone12、iPadPro、RedmiNote9s、FireTV
何となくそれなりに容積があって、WiFiのアンテナちゃんと設計してそうな機器なら問題ないのかも。。。